こんにちは。今日は茨城県ひたちなか市役所からスタートです。
お客様の土地の契約の立ち合い、今回の売主はひたちなか市です。
市役所や村役場など、行政所有の土地があります。
今回はそんな市有地を上手にお買い物です。
さて、土地の契約では二つの重要な書類に署名捺印をします。
一つ目が契約書、もう一つが重要事項説明書。
これら二つの内容は難しく、それらひとつひとつを丁寧に紐解いていきますから時間がかかり、そして退屈です。
難解な専門用語がつらつらと並びますからね。
そんな契約ですが、大切な事はひとつだけしかありません。
『そこに家が建てられるのか』
当たり前のようですが、これがそうでもないのです。
例えばこんな場合
基礎工事で掘削したら地下から不発弾が出てきた
大きな道路の計画に引っかかっていた
下水道も水道もなく、引いてくるには大きな費用が発生する
実は道路上の敷地だった
買い手が住宅ローンを借りられなかった
地下から不発弾が出てきたら「誰」が処分するのか?
家を建てる敷地として売買するのですが、案外後から出てくる問題も少なくないのです。
だからこそ、契約書や重要事項説明書でそれらの事をきちんと説明します。
「結局そこには家が建つのか?」
これを明確にする契約と重要事項説明書だと考えておいてください。