おはようございます。今日は茨城県日立市の現場から一日が始まりましたモリハウジングの森です。
今日は朝から屋根裏へ。
50年以上昔に建築された(詳細は不明)住宅へ。
以前から雨漏りに悩まされている住宅のようです。
ようです、というのも当社で建築したわけではなく、木造住宅に鉄筋コンクリートの住宅や木造住宅などが建て増し建て増しで増設されてていて、建築した時代もはっきりしないという状況。
雨漏りに加えて、最近は小動物も入り込んでいるようで
色々と困っていらっしゃったので、屋根裏で点検をしてきました。
で、屋根裏の写真です。
黄色く丸で囲んだものと、赤く丸で囲んだもの。
これらはどちらも電気の配線です。
黄色がガイシ配線といって、昭和30年代の後半ぐらいまで使われていたもの。
赤色はFケーブルという配線で現在でも一般的に使われているものです。
現在はレトロな住宅の建築などで、特にご要望があった場合を除いてはFケーブルを使います。
つまり、写真の住宅は昭和30年半以前に建築され、その後にリフォームされているということがわかります。
元々が古い和風住宅。
そこに増築を重ねた住宅ということで、雨漏りの原因も特定しにくそうです。
こういった場合、屋根のやり替えや外壁のやり替えをしなければ根本の解決にはなりません。
少しずつ怪しいところを埋めていくと結局は高上りになってしまいますのでおすすめはできないのですが、オーナー様はそちらを要望されています。
ちなみに断熱材も雲筋交いも入っていませんね~。
オーナー様の快適が得られるよう、雨漏りの改善と断熱は提案と、これからすすめていきます。