水戸で、パナソニックのトイレのお話しを聞いてきました。
今、パナソニックのトイレといえば「アラウーノ」ですよね。
開発の苦労話を中心に、特徴などを聞いてきたのですが、
いやー、すごいです!面白かったですよー。
ちょっと汚いお話しなのですが、上の写真右下に見えるもの、
こちらは擬似のウンチなんです。
本物ではありません(念のため)。
で、この擬似のウンチがまたすごいんですねー。
約5億円が開発にかけられたそうですよ。
こんな感じです。
くどいですが、本物ではありません。
似ていますが、臭いがぜんぜん違います。
ある食材が中心になっているので、その食材の臭いがします。
こちらの擬似のウンチは汚れ落ちのチェックに使用しています。
写真で見えるかどうかわかりませんが、実際には深い緑色です。
緑色は「赤い色素を混ぜた油分」と、「黄色い水分」からできています。
洗浄後に赤い色が残れば油汚れが残りやすい、
黄色い色が残れば水垢が付きやすいと分析できるんです。
この日は数百人を集めてのお話しだったのですが、
お話し後、壇上でウンチの写真を撮っているのは
私を含めた数名しかいませんでした…。
ちょっぴり恥ずかしかったーーーーです。
こちらは排便マシーンです。
このウンチをするためだけの機械もパナソニックオリジナル。
最後に壇上で興味深くウンチを見ている私のために、
開発の方が特別に「軟便バージョン」を見せてくれました。
すごい!
実にリアルに機械がウンチをしています。
ウンチをする機械もすごいのですが、これを開発したのもすごいです。
便器を開発するのにお金と時間がかかるのは当然です。
しかし、ウンチにまでお金と時間を掛けています。
他社メーカーはここまで情熱を掛けていません。
このウンチを持って飛行機と電車を乗り継いで
九州から日立まで来てくれた、パナソニックの開発陣の皆さん、
本当にありがとうございました!
長いので続きは明日にしますね。